3回 環境共生・安全システムデザイン国際シンポジウム
―現代社会が直面する問題をいかにシステムとして解決するか!?―

Third International Symposium on Symbiotic, Safe and Secure System Design

“How to Realize System Design Seeing both Trees and Forest

 

 

■ ご挨拶 -拠点リーダー 前野隆司(SDM研究科教授)

 大規模複雑化する現代社会では、システムとして俯瞰的かつ微視的に物事を見る「木を見て森も見る」視点が重要といわれます。言い換えれば、政治・経済システムから製品・サービスまで、日本の様々なシステムは、このような「木を見て森も見る」視点が欠如しているために、長期凋落傾向にあるとも言われています。

このような現状を打開するためには、どうすればいいのでしょうか?システムとしての物事の見方を理解し、それを継承していくことが重要です。このため、本シンポジウムは、システム科学技術、システム思考、システム工学の第一人者をお招きし、広く、「木を見て森も見る」視点についてディスカッションすることを目的としています。
 藤原洋氏には、巨視的な視点から環境問題などのグローバルイシューの解決を図る、スケールの大きい事業展開の実例をお話しいただきます。木村英紀氏には、学術界の立場から、システム科学技術が今後の日本のために極めて必要であるにも関わらず、いかに日本で遅れているかについてお話しいただきます。Ockie Bosch氏には、システム科学教育の第一人者という立場から、システム科学やシステム思考の世界的動向、そして、これらの考え方が今後の社会においていかに必要かについてお話しいただきます。
 最後に、主催者を代表して、前野隆司拠点リーダーが、慶應義塾大学におけるシステム科学技術やシステム思考についての現状と最新のトピックスを紹介します。また、シンポジウム後に拠点の学生・研究者によるポスターセッションも行います。参加費は無料です。「木を見て森も見る」視点で日本の閉塞感を打開するために、ふるってご参加いただければ幸いです。

 

■ 趣旨

現代社会においては、環境問題、安心・安全の問題、健康・医療の問題など、あらゆることがらが互いに影響し合うとともに大規模・複雑化したために解決困難なケースが急増しています。このため、これからの研究者・技術者・ビジネスマンは、問題をシステムとして俯瞰する全体設計力と、問題を詳細まで確実に解決する詳細設計力を併せ持つことが不可欠です。
 本シンポジウムでは、現代における技術・社会システムの問題点、教育方法、解決事例を紹介し、これからの時代のシステム問題解決について考えます。

主  催: 文部科学省グローバルCOEプログラム「環境共生・安全システムデザインの先導拠点」(慶應義塾大学)
日  時: 2011225日(金)9:4017:00
場  所: 慶應義塾大学 日吉キャンパス協生館2階 藤原洋記念ホール
入場料: 無料(要事前申込み) 事前申込みはこちらより受付中

■プログラム

9:40-10:00   挨拶
10:00-11:00
   藤原 洋氏(株式会社インターネット総合研究所代表取締役所長)講演
           「大局的視点からのシステムデザインの実例 〜Yonago eMobility & energy Squareの挑戦〜」

11:00-12:00    木村英紀氏(理化学研究所BSI—トヨタ連携センター長、横断型基幹科学技術研究団体連合会長、JST研究開発戦略センター上席フェロー)講演
 「システム科学技術とイノベーション」
12:00-13:00  Lunch
13:00-14:00  Theo A.J. Toonen氏(デルフト工科大学・教授)講演
          "Symbiotic, Safe and Secure System Design: The Role of Policy and Good Governance".
14:00-15:00  Ockie Bosch (クイーンズランド大学・教授)講演

Formal and Informal Learning for Managing Complex Problems"

15:00-16:00  前野隆司(拠点リーダー,SDM研究科教授)報告
「いかにして大規模・複雑システムをデザインするか?―環境共生・安心安全を考慮したシステムデザイン方法論とその実践」
16:00-17:00  ポスターセッション(協生館多目的教室3
 
講師等のスケジュールにより、当日若干の変更等がある場合がございます。
どうぞご了承ください。
 
 

 

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